教えられたこと②

◯「あんたらのやっていることはいじめだ」恥ずかしい話になりますが、とある支援校に勤務していた時の話。どこかの記事にも書きましたが、この学校では、それまでの先生方が手に負えなかった件を解決したり、学校そのものの改革を手掛けたり等、もう一人の同僚とともに、それなりのポジションにいました。そんな日々が自分を慢心にしていたのでしょう。部室(ちょっとした研究室)で他の同僚達と、他部教師にあだ名をつけ、笑い者にしてたのです。たまたま連絡に来ていた別の職員が、後に私へ伝えた言葉それがこれです。ハッとさせられた所ではありませんでした。深く反省させられたのを覚えてます。因みにこの職員は、教師ではなく毎年採用試験を受け続けている職員ですが、特別支援教育に精通し、教師から相談を持ちかけられるほど。時には、とある生徒について相談をしてきた教師がいたのですが、その教師が勤務している特支校では、「そんなん絶対に無理だ」と管理職から言われていることに対して、「それをこそやるべきだ」と伝え、やるための手順を事細かに伝えたとのこと。すると、その生徒はみるみる課題を乗り越えられるようになり、管理職の方から「一体どうやったの?」と聞いてきたそうです。そんな凄腕を合格させられない採用制度は、この県の教育制度の致命的欠点とも言えます。 ◯「時間を返せと言われた。小学校の教師はそれが甘い」同じくその特支校での話。同時に赴任した同僚に教えられた言葉です。その同僚が若い頃中学校に勤務しており、朝のSHRを何分か延ばしてしまい、教え子達が次…

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教えられたこと①

「精進街道」なんてカテゴリーを、出世街道から外れている自分が作るのもヘンテコリンと思いつつ、これから書くことの1つなりが誰かの刺激になればと思います。 長い教師経験の中で、沢山の先輩方から叱咤激励を受けてきた私。時には理不尽さに影で涙したこともありました。 何と言っても初任の年。これは沢山の言葉をもらいました。 ◯「初任だろうがベテランだろうが子供から見たら同じ先生だ。甘ったれるな。」当時の教頭からの言葉。鮮烈に覚えてます。この教頭さんは、私と同郷だったこともあってか、何かと気にかけて下さいました。授業なんかは、ケチョンケチョンにダメ出しされ、「初任にしてもひでえ授業だ」とまで言われました。ただ、3年目だったか、文科省3年次研究の発表年での授業で、「今日のは良かったぞ。」と認めてもらえた喜びは、忘れられません。「褒めたいがために叱る」と言う叱り方の原点を伝えられたようにも思います。 ◯「どんどん言いたいことを言いなさい。遠慮しなくて良いんだよ。」これは初任時代の学年主任の言葉。そして、同学年にいた先輩からは、自分もかつての先輩から言われた言葉として◯「言わずに後悔するくらいなら言って後悔した方がいい」があります。初任当時、何を話しているのかも分からない職員会や研究会でしたが、段々に自分なりに思うことが出てきました。ですが、手を挙げて意見を言うなんて、とてもとても出来ませんでした。何気ない会話の中で「ぼくはこう思いました」と話すと、「それ言えば良いんだよ」って前述の言葉とともに、私の背中…

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