自立のために手をかける③

こうなると、担任はどんどん大変になっていきます。
手をかけるべきことは発達段階に応じてありますから、いつまでも同じように手をかけていたら、手をかけることがどんどん増えてしまいます。

あれも、これも、何から何まで手をかけることになると、当然パンク。挙げ句には「こんなにやってあげているのに何でやらないの!」とか、「この子達は、私がいてあげないと何にも出来ない」何て言い出します。

学級経営の末期です。
そうしているのは、担任に他ならないのに・・・。


もう一方のタイプは、子供達自身が出来るようになることを目標に手をかけますから、大変です。自分がやった方が遥かに速いだろうことを
我慢して見守らねばならないですし、何よりも、「失敗するリスク」を背負わなければなりません。何しろ、成功は失敗の積み重ねにより得られるものなのですから。

ところがここに、現代教育界の余計な干渉がのし掛かります。何しろ、「子供に失敗させるな。怪我させるな。傷つけるな。」のオンパレードですから。怪我しようものなら、報告書を出せって・・・。

これじゃあやってられないから、何でもこっちでやっちゃおうって考えてしまうのもわかります。それくらい、行政からの圧力は、教育にとって余計で足枷でしかありません。断言できます。

それでも、自立を目指して、出来るようになるための手のかけ方をしていると、だんだんに達成感を得られます。何しろ目の前の子供達が、どんどん成長していきますから。本当は、この喜びこそやりがいといえます。



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