運動会の着順判定にクレームを付ける保護者に対する学校のあり方

実話です。 ある学校に赴任した年に、こんな会話がありました。 「昨年度の運動会で、短距離走の着順判定が間違っているとの抗議が来たから、今年は判定を2人から3人に増やそうか。」 なので、「それはやめた方が良いと思う」と、主張しました。 正直、そんな事を気にしている学校に、情けなさを感じました。 聞けば、最近の保護者は、ビデオを見て文句を言ってくる。ビデオには敵わないし、間違ったらいけないから、3人に増やしておいた方が良いとのことですが、やはり情けなさを感じます。 運動会ですよ?そりゃ子供達は一生懸命走ります。だから、先生達も一生懸命判定します。 それで良いのです。 結果として間違えたら、仕方ないことです。 親なら、むしろ、そういう考え方を子供に教えた方が良いです。運動会は、運動を楽しみながら、集団の心を高める場です。己の勝ち負けにこだわる場ではありません。 そもそも、人間は間違える生き物ですから、運動会での間違えに執着しているようでは、円滑な人間関係も築くことは難しいでしょう。 それを保護者に教えるのも、学校の仕事と言えます(誰が教えるのか?との論議はありそうですが・・・)。 それでも拘るのなら、いっそその方に行政へ訴えてもらえば良い。公正を期するために、学校の運動会へ、陸上協会の審判を派遣して欲しいと。 間違いなく、そんな事はしませんよね。 その手の保護者は、我が子の損得しか眼中に無いからです。その時点で論外です。 「来年は、先生達が間違えないくらいブッチギリで走…

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自信ありません

「ちゃんと見てます」「子供の気持ちは私が一番わかってます」そんな言葉を聞くことが、たまにあります。何かしら「自分はちゃんと子育てしている」とのアピールを態度からも感じます。 なぜでしょう。 そういう親ほど、教師目線では、子供が見えてない。子供に問題を感じるのです。 逆に、「見てなくって」「子供が何考えているかわからない」等、自分の子育てに不安を感じたり、ちゃんとしてなくてスミマセンとの言葉を発したりする親ほど、子供と向き合っているし、子供が素直なのです。 思うのは、謙虚さの違い。人に学ぶ姿勢を、親自身が子供に見せているかどうかだと思うのです。 人を見下していると、人から学ぶことが出来ません。人から学ばなくて良いような完璧な人間など居ませんよね。 「子は親の言ったようにはやらない。親のやったようにやる。」 です。

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モンペ診断②

①の続き  教師生活25年の経験値による「モンペチェック表」1  自分の子供はよく問題を起こす。2  子供が学校で問題を起こすのは担任や周りの子供達のせいだ。3  学校なんぞ行かなくても何とかなる。4  家ではちゃんとしてるのに、学校に行くと問題を起こす。5  担任に家のことを言われると腹が立つ6  発達障害なんてあり得ない。7  学校が甘いから子供がちゃんとしない。8  自分がモンペ?どうでも良い。9  先生たちの勤務時間?知らないよ。 以上。全部あてはまったら、ほぼモンペです。1つでも当てはまらなかったら(1つだけ当てはまらないなんてことは無いと思われる)、モンペじゃないですよ。 良い学校とは、始めから出来上がっているものではありません。常に修正しながら、常に目指して行くものです。 だから、教師の意見も保護者の意見も、子供達の意見も大切です。もちろん鵜呑みではありません。 ですから、モンペと言われるかもしれないなんて思っている方は、間違いなくモンペじゃありません。

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